ドライウォール ~構造編~
突然ですがドライウォールって何?!…て、思う方が多いはず。
今日は、そんな馴染みの浅いドライウォールについてのコラムです。
そもそもドライウォールとは室内の壁や天井の施工法なんです。
『より大きな石膏ボードを使い接合箇所を少なくし、その接合箇所は補強する』
この施工法で耐震・耐久・気密が高い壁や天井になります!!
ドライウォール用の石膏ボードはテーパーボードとゆうもので、ボードの継目にジョイント
テーピング及びパテ処理といった補強作業をします。
なんとパテ処理は計3回行われ、表面を均一すると共に石膏ボードを一体化させ、
より強固な耐震性を持たせる目的もあるんです。
因みに、ボードの貼り方は千鳥貼り(レンガ貼り)にすることによって耐震のみならず、クラックの
走りを絶ちます。
次に、出隅部である壁や柱といった角(アウトサイドコーナー)にはコーナービード という金物や
プラスチック製のビードを取付けた補強ですがコーナービートの形状は、スクエアエッジと
Rエッジの2種類ありまして、スクエアだとシャープでスタイリッシュな雰囲気に、
Rだと丸みを帯びて優しい雰囲気がそれぞれの部屋に特徴が表れます。
実際の工程順にお写真で解説
白いラインが、テーピングです。
これで石膏ボードの接合個所を補強しています。
この接合個所を補強してると十字ではなくT字になるのがベスト。
こんな感じで3回程パテ処理しながら壁や天井の表面を均一にします。
コーナービートです。出隅部分のクラックを防止します。
右は出隅(角)がスクエアエッジの形状のコーナー
Rエッジにするにはこちら。
どちらのコーナー形状にするかは、お好みでチョイス☆
Rエッジですが取り付けるとこんな感じで角が丸みを帯びた柱の角になります。
以上、只今ドライウォール施工に入った現場からお伝えしました~。
ドライウォールの綺麗な仕上がりも掲載しますのでお付き合い願えればと思います☆
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